海外から日本の入出国記録を入手した話

2019年の話ですが、日本の普通自動車免許更新のためにアメリカから遠隔で日本の入出国記録を開示請求したのですが、大分苦労したのでその過程をシェアしたいと思います。

TL;DR:

  • 日本に協力者がいれば、海外から日本の入出国記録の開示請求は可能
  • 超面倒臭い
  • 日本の入出国時に顔認証ゲートをくぐってもスタンプはもらった方が良い

惰性で日本の普通自動車免許を維持し続けているのですが、この時アメリカにいる間に更新期限が過ぎてしまっていました。通常、海外滞在中に免許が切れても、期限から3年以内でかつ”海外にいた事を証明”できれば学科・技能試験免除されます。

イ 失効日から6か月を経過し3年を経過しない場合

 海外滞在等やむを得ない理由のため、上記「ア」の期間内に試験を受けることができなかった場合には、当該事情がやんでから1か月以内であれば、免許試験のうち、技能試験及び学科試験が免除されます。

ですが、その”海外にいた事の証明”が厄介で、運転免許センター側は法務省管轄の入出国記録にアクセスできないため、免許を更新する人が海外にいた事を証明する事になります。海外在住者は免許センターにパスポートを持参し、免許センター側はパスパートのスタンプの入国と出国の日付を見て、更新期間中に日本にいなかった事を確認します。

ただ僕の場合、免許センターの窓口の方に入国のスタンプが一つ足りないと指摘されました。仕事の日本出張時に一度調子に乗って導入されたばかりの顔認証ゲートをくぐって、スタンプをもらい忘れていたようです。

「霞ヶ関の法務省に入出国記録を、直接行って請求するか、郵送で請求してください。」

と、年末の地方の田舎では難しい事を言われて、日程的に無理だったのでこの年は免許更新は断念しました。このようなトラブルは当時多かったらしく、確かに現在では警視庁のホームページには以下のような注意書きがあります。

 なお、出入国手続において顔認証ゲートを通過した場合、旅券にはスタンプ(出入国記録)が押印されません。

 スタンプが押印された旅券を用いる場合には、顔認証ゲートの通過後、出国手続時には航空機への登場前、入国手続時には税関検査前に担当職員に申し出て、旅券にスタンプの押印を受けて下さい。

次回の日本帰国時にリベンジキメるべく、法務省出入国在留管理庁に電話して事情を説明すると海外からでも請求可能ということでした。その時に話した内容が以下です。

1、海外の日本大使館にて在留証明を入手
・住民票の代わり。
・サンフランシスコ大使館の場合、直接窓口で入手する必要がありました。また、在留証明は有効期限は1ヶ月とのことなので、入手したら入国在留管理庁に郵送するまでタイムリーに動く必要があります。

2、開示請求書を書く
・空いたスペースに日本の連絡先(住所・電話番号)も書く事。
・日本の協力者に収入印紙買ってもらい貼ってもらう。収入印紙の金額は入国在留管理庁のホームページでご確認ください。
・PCで書いてOK。
・印刷はレターサイズでOK。昔はA4でなければならないと書かれてた覚えがありましたが、今はないようです。

3、返信用封筒の宛先は海外の現住所を書く事
・日本の協力者への返信は不可。
・切手も海外へ届く分の金額を貼っておく事。

例えば、収入印紙を買ってもらったり、日本の連絡先が必要だったり、日本に協力者が必要になってきます。僕は実家の両親の助けを求めることにしました。書類一式をまず日本の実家に送り、収入印紙を貼ってもらい、海外の現住所行きの返信用封筒を含めた一式を入国在留管理庁へ転送してもらいました。従って、計3つの封筒が必要になってきますね。結構ややこしいので両親に理解してもらい上手くできるか心配でしたが、無事入国在留管理庁から返信があり、入出国記録を入手できました。

以上、海外から遠隔で日本の入出国記録の入手の方法を書きました。合計でどれくらい時間がかかったかは忘れてしまいましたが、在留証明の有効期限が1ヶ月しかないのと、日本に帰国する前に入国在留管理庁から返信がないといけないので、時間をうまく計算する必要があります。

今後僕と同じような経験する方がいらっしゃるかもしれないと思い記事を書きましたが、この記事がお役に立てれば幸いです。

参考:

出入(帰)国記録に係る開示請求について

海外滞在中で日本の免許をお持ちの方

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